機能的自立を目指して

心理学の言葉で「機能的自立」というものがあります。これは、生理的な欲求を満たすために手段的に用いられていた行動が、やがて自律的なものへと変化し、その行動自体が目的となることを言います。
 例えば、生活のために大工として働いていた男性が、働き続けていくうちに大工仕事が好きになり、転職してからも趣味として日曜大工をするようになった。といった話です。これは子どもの教育に関してもあることで、はじめはご褒美につられて勉強していたのが、続けていくうちにその学問そのものが好きになったというのも機能的自立です。
 つまり、この機能的自立に結び付くならば「ご褒美を与える」という動機付けで学習させるのもありなのです。もちろん、そのご褒美の与え方は慎重に考えなければいけませんが、場合によってはモノで釣るのも悪くはないんですね( ゚Д゚)
画像の説明

コメント


認証コード6862

コメントは管理者の承認後に表示されます。