就活情報サイトの「底辺の仕事ランキング」が炎上している件

先日、ある就活情報サイトの記事が炎上していることを知りました。「底辺の仕事ランキング」というものだったそうですが、やはりこれは炎上するだろうなあと思います。
 なぜなら、「底辺」という言葉を使って、職業に優劣をつけている時点で、それは差別だからです。確かに「給料が安くてきつい仕事」や「厳しくて離職者が多い仕事」「特別な資格がなくて誰でも就ける仕事」というのは存在します。でも、そういう職業に従事している方々がいるからこそ、今の便利な世の中があるし、私たちは豊かな暮らしができるわけです。社会構造として、学歴や資格の有無などで給与や待遇の違いはあれど、それは職業としての優劣を表すわけではないと私は思います。「底辺」という言葉で仕事を表すとすれば、それは詐欺や犯罪行為だけでしょう。
 人や職業、思想や環境などに何のためらいもなく優劣をつけ、ヒエラルキーとして考えてしまう人がいるならば、その思考の癖を見直すべきです。
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