見えないものを見る

「見えないものを見る」いうと、幽霊とか妖怪とか、そんなものをイメージされる方もいるかと思いますが、今日はそういう話ではありません(笑) 最近、私が学んだことです。
「見えないものを見る」というのは、かなり大切なことだと思います。起こった客観的事実だけではなく、その背後にある環境や人の心理面などをくみ取ることです。
 例えば満員電車の優先席に座っている若者がいたとします。その若者はお年寄りに席を譲ろうとしない不届き者なのでしょうか?いや、もしかしたら脚を痛めているのかもしれないし、体調不良なのかもしれませんね。そうやって事実の先にあるものまで見る。あるいは見よう、考えようとすることが重要です。
 中途半端に自分に自信があったり、プライドがあったりする人は少し厄介です。事実だけを見て、そのとき沸き上がった自分の感情を疑いません。「自分はこんなに素晴らしい人間なんだから、自分の思い、正義感は正しい」と思い込んでしまうのでしょう。ですが、いつも正しい人なんていません。自分の心を俯瞰的にみる、もう一人の自分を作りましょう。起こった事実の、先の先まで想像しようとする。他人を尊重する。人と良い関係を築くためのヒントになりそうですね。
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