なぜ音楽を学ぶのか?

なぜ音楽の授業があるのでしょうか?もちろんその疑問は、美術や書道といった芸術科全般にいえますね。芸術を職業にする人は、ほんの一握りですし、知らなくても技能がなくても困ることはないかもしれません。ではなぜ芸術を学ぶのでしょう?
高等学校の芸術家の目標にこのような文言があります。
【(3)生涯にわたり芸術を愛好する心情を育むとともに,感性を高め,心豊かな生活や社会を創造していく態度を養い,豊かな情操を培う。】
要は芸術科を学ぶことは、感性を高めたり,情操を培ったりする手段というわけです。私は生徒たちに「音楽は楽しめれば良い。大人になって疲れた時に音楽で癒されたり、楽器に興味を持ってくれたり、人生を豊かにする手段であればそれでいい」と伝えています。歌や楽器の練習に励むのは良いですが、厳しくされすぎて音楽が嫌いになってしまうのでは本末転倒。私は音楽科の非常勤講師でもありますが、一人でも多くの生徒たちに音楽を楽しんでほしいです。
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