子育ての目的は“子どもの自立”である

最近、子育てについてのお悩みをよく聞きます。人を育てるというのは本当に大変です。個性もありますし、A君に合った学校がB君に合わなかったという話もあります。習い事も様々なものが世に溢れています。ただ親御さんも、学校の先生も、私たち塾講師も肝に銘じておかなければならないことがあります。それは子育ての目的が「子どもの自立」ということです。どんな学校に行ってもいい、どんな経験をしてもいい、でも最終的には自立して幸せに生きてほしい。そういうことなんです。
 教え子で県下一の進学校に、あと一歩のところで合格できなかったお子さんがいました。ただその子には将来医者になるという夢があったんです。「今まで頑張ってきたことは裏切らない。高校はあくまで通過点なのだから、他の高校に行っても、目標を持って努力していけば、必ず夢は叶います」とアドバイスしたのを覚えています。
 そしてもう1つ、私が思う大切なこと。それば自分の進路を自分で決めることです。そうすれば何か挫折や失敗経験があっても後悔しません。「自分で決めたことだから」と納得できるのです。
 暑い時期になってきました。高校受験や大学受験を控えている子ども達には辛い時期になるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
子育て

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