真の男女平等とは

2020年に政府が掲げた目標の1つに「指導的地位(管理職レベル)に占める女性の割合30%を達成する」というものがあります。
日本は国際的にみて、管理的職業従事者に占める女性の割合が低いということもあり「管理職の女性の割合を上げていかなければ」ということなんですね。
 ただ、私はこの政策に関して疑問を持っています。なぜなら男女の性と管理職になる個人の能力は無関係だと考えるからです。
 例えばある企業で10人管理職を採用するとします。管理職になる意欲と実績や能力を見て採用し、8人が男性2人が女性だったとします。すると女性3割に満たないので、8番目の男性が落とされ、11番目の女性を管理職として採用することになります。これでは女性優遇になってしまいます。
 まあ、職場によって管理職は男性が良い場合、女性が良い場合もあるかとは思いますが、ジェンダー平等の世の中というのは、上に挙げた例でいうなら達成できないですよね。真の男女平等を実現するにあたって、私たちがもっと考えていかなければならないことはありそうです。
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