主語と述語の見分け方

国語の授業をしていた時に、「主語と述語の見分け方が難しい」という声があったので記事にしました。
 主語と述語というのは、大人であれば割とピンとくる方も多いと思いますが、複雑な文章を読む中で、分からなくなってしまうという小中学生は多いと感じます。
 まず、動作や状態の主体となるのが「主語」です。

例)僕は昨日アイスクリームを買った。

という文であれば、買ったという動作をしたのはですから、主語は「僕は」ということになります。文の中で「~は、~が」を見つけると分かりやすいですね。ちなみに主語を見つける問題では文節ごと抜き出します。文節とは文を不自然にならないレベルで区切った最小単位のことです。
 そして、動作や状態などを表す部分を「述語」といいます。上の例文だと述語は動作を表す「買った」になります。日本語では原則最後の文節が述語になりますから、最初に述語を見つけるのも一つの手です。その動作を行ったのが主語ですから、逆から考えることもできます。たまに人や物が主語にならない場合もありますから注意してください。ちょっとレベルアップした中学生向けの文法は、また後日ゆっくりと解説していきます。日常にある文章で、ぜひ主語と述語を見つけてみてくださいね(^^♪
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