物語文の読解で大切なこと

前回の論説文に続き、今回は国語の物語文を読み解くために大切なことをまとめてみました。私自身、学生時代物語文は得意な方だったのですが、物語特有の“曖昧さ”が苦手だという子は多いです。そんな物語文でチェックすべきはこちら↓

◇キーアイテム
→象徴的な物事だったり、物、人だったりします。繰り返し出てくることもあります。
◇逆説に注意
→〈しかし、だが、ところが〉などの逆接の接続詞は、物語文でも重要です。
◇登場人物
→出てくる登場人物は全部チェックしましょう。出題される範囲では、登場人物が多すぎるということは少ないです。
◇登場人物の気持ちの変化
→ここが一番大事です。感情表現、人物のセリフや会話、登場人物の行動やしぐさ、人物の表情を表す描写、人物の性格を表す描写、比喩表現、情景描写などから読み取ります。
※道徳とは違い、ある程度型が決まっています。(例:肩を落とした→がっかりしている)など。
◇前書き
→これまでの話の流れを知ることは重要です。書いてある場合は必ず読みましょう。

 物語文に強くなるために、たくさん読書をするのも良いですが、嫌になってしまっては意味がありません。自分が楽しめる範囲で、好きな分野の本に触れる機会を増やしていきましょう。
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